私は仕事柄英語を教える立場にいますが、生徒たちには英語は「それっぽく読む」と言っています。カタカナ表記が残る日本のテキストでは、発音の仕方がわからないことからどうしてもカタカナに頼りがちです。私の発音をまねるだけでなく、英語のネイティブスピーカーのように、それっぽく読むといいよと言っています。あまりに音にこだわりすぎると今度は発音したくても詰まってしまう事例が多いので、その子が思う英語っぽい発音で良いとしています。意外とこれは伝わりやすいのかなと思っており、いつもよりアクセントが強かったりします。少し恥ずかしいのか笑いながら言う子には、「ナイス発音!」と言ってそれが当たり前だということを教えてあげます。
私流の発音の教え方ですが、音の分野ではまったりと、慣れていくまではそれで良いと思っています。中には先生がカタカナ読みなのでそのまま真似してしまう生徒がいるので、少なくとも私はしっかりとネイティブ発音を心がけるようにしています。